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[枯物-kobutsu-]
骨董商 竹井事務所との企画展[枯物-kobutsu-]を2024年に開催。
【枯物-kobutsu-】[ステートメント] 古今東西、人の営みの中で植物と器はつがいのように密接な関係性があり、いけばなやフラワーアレンジメントは花の瞬間的な美しさや調和を器の上で表現しています。
しかし今回、竹井事務所が収集した古い器や古物に、edalab.が集めた枯死植物を融合させた永続性のあるオブジェを[枯物]と名づけ、新しい形ー器のための植物でも、植物のための器でもない表現ーを目指しました。
物によっては一見、とても簡素な表現に思われるかもしれません。
器に植物をいける行為の裏側では、世界各国から集めた数多の器のヒビやカケ、剥離がつくる表情と枯死植物の中から”これとこれ”を決める為の判断、他の植物との組み合わせや技巧性の取捨選択が行われています。
それを経て、古器と枯死植物の均衡を保つことで[枯物]という形が成り立っています。
古い器と枯死植物の新しく生き返った姿を是非ご覧ください。
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